Javaの基本文法

ここでは、前回に作成したプログラム「HelloWorld.java」の解説をしながら
Javaの文法を説明していきます。
Java-Time Javaの基本 オブジェクト指向 Jsp-Servlet-bean JavaXml デザインパターン 本の紹介

HelloWorld.java


//HelloWorldを出力する。            ---------コメント[1]
class HellWorld {                --------クラスのはじまり[2]
	public static void main(String[] args) {   ------ main()メインメソッド[3]
		System.out.println("Hello World");     ------ 実行部分[4]
	}                      ------- main() メインメソッドの終了
}                        --------クラスの終了
	    			

コメント


コメントは、ソースコード内に書くメモのようなものです。
メモといっても、ただ書けばいいのではなく、後にソースコードの機能や使用方法を思い出すことができるようにその意味と目的を説明してあげる必要があります。
コメントの種類は、3つあります。
//         −−−−  単一行コメント
/* コメント */  −−−−  複数行コメント
/** コメント */ −−−−− ドキュメンテーションコメント

//   単一行コメント
//からはじまり、その行の以降の文字コメントがコメントになります。

System.out.println("HelloWorld"); // HelloWorldを出力します。

/* コメント */ 複数行コメント

/*
この部分が
コメント
になります。
*/

main() メソッド


public class HelloWord { 

クラスを宣言しています。クラスについては、後ほど詳しく説明しますのでここでは、

public class クラス名 {


保存する時の名前とクラス名をそろえないと
コンパイル時エラーが出ることを覚えて下さい。

構文 -------------------------------

class クラス名{}

------------------------------------

public static void main(String[] args) {

ここで、「main」という名前の関数(メソッド)を作成します。
Javaではまずこのmainというメソッドが実行されるという決まりになっています。
Javaコマンドでプログラムを実行すると、まずこのmainメソッドが実行されます。

構文 -------------------------------

main(String[] args)

------------------------------------

とmainメソッドの引数として「String[ ] args」を指定しています。
この引数はどこから渡されるかというとJavaコマンドで実行する際に渡すことができます。

mainメソッドの前に

public static void main(String[] args)

というように指定してあります。
voidとは戻り値がないということです。
main()メソッドは実行するだけで戻り値はありません。

class クラス名{
	public static void main(String[] args){
		プログラムの内容
	}
}

と書くと、mainメソッドの中の処理が実行される、と覚えてください。

	    				

ブロック と インデント


HelloWorld.java 内の、{}をみて下さい。
//HelloWorldを出力する。            ---------コメント[1]
class HellWorld {←1                 --------クラスのはじまり[2]
	public static void main(String[] args) {←2   ------ main()メインメソッド[3]
		System.out.println("Hello World");     ------ 実行部分[4]
	}←2                      ------- main() メインメソッドの終了
}←1                        --------クラスの終了
             
この{}で囲まれている中に、main()メソッドや、System.out.printlnといった処理が
記述されています。
この{}で囲まれた部分が「ブロック」です。
class HellWorld {←1                 --------クラスのはじまり[2]
    public static void main(String[] args) {←2   ------ main()メインメソッド[3]
↑↑↑↑
             
↑の部分のようにブロックとブロック、又は、処理などによって頭を合わせることを
「インデント」といいます。
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